250字で花言葉
穏 や か な 生 活 (初雪草)
清音 2014/8/31
うたた寝から目覚めたら誰もいなかった。
にぎやかだった一号室のリビングは静まり返り、起こさないようにと気遣われた結果だろうか、机にはメモの切れ端が一枚。
「隣にいます」
二号室へ続く扉に手をかけ、礼を言おうとしてその二号室にも人の姿がないことに気づいた。テーブルの上には「三号室」とだけ書かれたメモ。
「あ、先輩起きましたー?」
残されていたカップの片方に紅茶が注がれ、差し出されたそれを清音はためらいなく受け取る。
「ありがとう」
当たり前のように用意されていたカップから、じんわり伝わるぬくもりが心地よかった。
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もうひとつのカップは丈さんのために。
誰かのそばに自分の居場所があるというのは、とてもすごいことだと思います。
血がつながっていなくてもつながりは確かにあって、そんな家族のような関係が好きです。
一号室から二号室へ、そして三号室へと移るたびに人数を増やしていくガッチャマンの皆が、
(この場合は)清音と、そして最終的に丈さんを待っていてくれたら私が嬉しいです。