250字で花言葉
幸 福 感 (矢車菊)
累 2015/5/11
いつだったかXが「累に絶対似合います」と太鼓判を押してくれた、薄紫のワンピース。届いて一度手に取ったきり箱にしまっていたそれを、わざわざ豊洲から運んできた。
「着るの、はじめてなんだ」
その理由まではわからないのか、彼は「ふうん」とあまり興味がなさそうだ。
Xと自分だけで何でもできると考えてきて、ずっとその通りに過ごしてきて。ところがいつしかこのマンションでの暮らしにも慣れ、知らぬ間に染まっていた。
「ボタンよろしくね」
「……えっ!?」
彼の驚いた顔につい笑う。一人ではないことは、最強かもしれないと思った。
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お呼ばれした誕生日会の準備前。ピヨリさんの絵に合わせて。
改めて、累くんお誕生日おめでとうでした!
後ろボタンって一人じゃ難しいこともあるよね、と思います。