250字で花言葉



い じ め な い で (ゴボウ)
夏樹 2012/12/19


「ほらさつき、おもちゃだぞー」
「いやー!」
 さつきはユキの後ろからこわごわと夏樹を見上げた。
 悩みに悩んだお土産も、さつきのご機嫌をとってはくれない。
「夏樹にいちゃんと遊ぼう?」
「いやー!」
 さつきは夏樹の手を振り払うと、ユキの足にすがり付いて泣き出してしまった。
 まだ幼いさつきがめったに会えない夏樹を覚えていなくても、それは仕方のないことだと夏樹だって理解している。いるけれど。

 夏樹は恨みがましくユキをにらんだ。
 情けない発言だとわかっていながら、それでも叫ばずにはいられなかった。
「ユキばっかずるいぞ!」


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   さつきちゃんの言動に一喜一憂する夏樹おにいちゃん。
   ユキにばかり懐いているのが気に入らないけど、仕方ないよねお兄ちゃん!



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