250字で花言葉



照 り 映 え る 容 色(ハマナス)
真田主従:戦国 2011/9/1


 空の低い位置で、大きな月が赤黒く光っている。
 いつもの白銀とは違う、珍しい色だと思う。
「そろそろ行くから」
 出立の報告に来た忍の髪が、赤みがかった色に戻っていた。
 この忍は広く名を知られているというのに、平時はその髪を黒く染めて正体を隠してしまっている。
「勘弁してほしいよ、赤い月なんて不吉でさ」
 ただでさえ忍は月夜を嫌う。おまけにその月が血の色をしていれば気分もなおさら滅入るのかもしれなかった。
「お前の色だ。恐ろしくなどない」
 そう言ってやれば、忍は少し驚いたようだった。
「それをいうなら、アンタの色だろ」

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   普段は黒く染めて、戦のときだけ赤く戻す佐助とかどうだろう。
   幸村のそばにいる間はただの佐助。みたいな感じで。
   敵の目を晦ますって意味も込めて、普段は変装してる。
   赤=血とは限らないけど、赤い月って不思議な色だよね。



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