250字で花言葉



あ こ が れ (ヒマワリ)
ハル 2012/8/15


 広い花壇の一角に、大きな黄色い花の群れ。太陽を求めるという意味がその名の由来らしい。
 ハルは水の次に光が好きだ。
 ゆらゆらと海に差し込む光はとてもきれいで、天気のいい日は特にきれいで。そんな世界を皆にも見て欲しくて、さりげなさを装って海に落ちては怒られるのを繰り返している。
「ハル、早く来いよ置いてくぞ!」
「あー待ってよー!」
 花の向こうに赤い髪が揺れる。
 近づきすぎてはこの身を焼くと知っているけど、眩しいものに焦がれる気持ちはよくわかるから。
 だからハルは今日も一生懸命その花に水を遣る。


 枯れませんように。

------------------------------------------------------------------------------------------
   ハルには桜の花が似合うと思ったけど、ヒマワリも同じくらい似合うと思いました。



TOPつり球