250字で花言葉



喜 び あ ふ れ (風鈴つつじ)
ユキとハル 2012/7/28


 その日は目が覚めた瞬間から世界が明るかった。そこら中から光が出ているような、そんな気さえした。
「ハル、行くぞ!」
「待ってよユキー」
 朝釣りに行こうと声をかけるのはいつもハルの役目。今日はその逆で、ハルを急かして家を出る。
「ユキ、何かいいことあった?」
「別に?」
「あったでしょ?ユキすごく楽しそう」
 そういうハルも何だか楽しそうで、水溜りに足をわざと踏み込ませては水を跳ねさせている。
 そして気づいた。明るいのは、雨の雫が朝日に照らされて輝くからだと。
「お日様キラキラ釣り日和、ユキが嬉しいとぼくも嬉しい!」

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   雨が続いてようやく晴れた日の朝。
   ようやく釣りができる!とウキウキしてるのに、自分では気づいていないユキ。



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