250字で花言葉



小 さ な 愛 (クレオメ)
ケイト 2012/8/8


 花瓶を探してたどり着いた押入れに、ひっそりとその箱はあった。
「懐かしいわね」
 こまめに物を整理する生活で、これだけはと処分せずに持ち歩く箱だ。

 一番上には、誕生日にユキが初めてプレゼントしてくれたハンカチ。
 その下には、ユキがお揃いを恥ずかしがってつけなくなったエプロン。
 さらにその下には…と、取り出せばきりがない。
「今度はハルと一緒でもいいかしら」
 ユキはまた照れてしまうかもしれないが、ハルならきっと喜んでくれる。
「楽しみだわ」
 3人で色違いのエプロンをつけて台所に立つ日が待ち遠しくて、そっと箱をしまった。

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   ユキがエプロンをつけない理由:照れくさい だったらいいなと思います。
   反抗期のなかったユキだけど、ちょっと照れくさい気持ちは育ってて。
   わかっていてお揃いを買ってきたケイトばあちゃん。



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