小話ログ5
ち ょ っ と だ け 幸 運
(7組+田島) 2009/7/5
「あー、ついに出た!ねぇホラ、見てコレ!」
「コアラのマーチがどうかしたか水谷」
「見てコレ!フツーのコアラと違うでしょ?すげーレアいんだって」
「どこが?フツーのコアラに見えっけど」
「だな、普通のコアラだ」
「甘いな二人とも。見てよこのコアラ、ななななんと“まゆげ”があるんです!」
「……は?」
「今オマエ、眉毛っつったか?」
「まゆげコアラを見つけると幸運がやってくるって噂があってさ、オレずっと探してたんだよ。苦節6箱、オレ頑張った!」
「そんなモンのために、オマエここんとこコアラのマーチばっか食ってたのか?」
「そんなモンて!これが出たってことは、何かいいことが起こるってことなんだから」
「ほー、そりゃ良かったな」
「なにその言い方。もうちょっと喜んでくれたっていいと思う」
「オレも良かったな。としか言いようねーと思うケド……」
「あ、コアラのマーチ発見!いっただっきまーす!」
「え?ちょ、待っ………」
「……食ったな」
「見事にな」
「………。オ、オレのまゆげコアラが……」
「何だ?元気ないじゃん、どうかした?って、あんま時間ないんだった。これ、9組でさっきやった小テストの範囲。7組でも次やると思うぞ。やる」
「スゲー助かるぜ。サンキュー」
「どういたしまして。じゃーな!」
「オ、オレの幸運コアラ……」
「元気出せ水谷。この小テストはオマエのおかげだ、多分」
「眉毛コアラのおかげってことにしといてやる。だからまた見つけとけ」
「小テストの範囲程度なら、そんな幸運いらないよ……」
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“ミルキーの四葉”と“恵比寿ビールの鯛2匹”とどれにしようか迷いつつ、残り二つはいずれ別のお話に使うことにして、コアラのマーチで。恵比寿ビールは置いといてもこういうお菓子ネタは高校生っぽくて楽しげでいいですね☆
水谷が大事に取っていることに気づかないで阿部が食べてしまうって展開にしてもおもしろかったかも(笑)
今までこういったレアに出会ったことはありません。でもせっかくなので、いつかコアラのマーチを買ったらレアキャラを探してみようと思います。でもコアラのマーチって、365種類あるそうです。……全部レアに見えてしまいそう。
食 べ た い け ど……
(ま○゛いプロテイン経験者) 2009/12/14
「あのさ、コレはさぁ?オレにどうしろっての?」
「ま、アレだ。なぁ?」
「そう、アレだな」
「だから、オレどうしたらいいんだよ……。はっきり言ってくれ!」
「覚悟決めて食えば?」
「いーやーだー!」
「何言ってんだ、監督の心意気だぞ」
「だから嫌だって!」
「栄口1人だけ食わねぇってわけにはいかねーだろ」
「何でオレだけそんなチョコなんだよ、ンなチョコありえねー!」
「そりゃぁ栄口が神聖なる勝負で負けたのが悪いんだ」
「何が“神聖なる”だよ。たかがジャンケンだろ?」
「たかがジャンケンされどジャンケン」
「さぁ栄口、覚悟を決めろ」
「大丈夫、オレ決めた。覚悟決めた。持って帰る」
「ダメだ、今食べろ」
「何で、ちゃんと家で食うよ!」
「まっさか栄口、皆食ってんのに」
「いーやーだー!」
「皆、栄口押さえろ!」
「よしきた」
「ま、まかせ、てっ」
「な、この裏切り者ー!!」
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栄口が手に入れたのは、特製“ま○゛いプロテイン入りチョコレート”です。最後に栄口を押さえたのは巣山と三橋です(笑)だから裏切り者。
ちなみに、栄口に向かって食え食えと一番けしかけていたのは田島かな。あ、阿部も一役買っています。皆ま○゛いプロテイン経験者☆
砕いて混ぜたら味なんてわかんないかな……。想像の産物ということで!
微 妙 な 歳 の 数
2009/2/3
「どーする?」
「どうするっつったってなぁ……どうしようもねェんじゃね?」
「でも何とかしねーと……」
「じゃあ聞いて来いよ」
「ンなんできっかよ、ムリだ!篠岡に頼もーぜ」
「残念。篠岡は監督に用事頼まれてさっき出てったばっかだ」
「じゃあ田島だ田島。あいつなら聞けるだろ、前だって田島が聞いたんだし」
「残念。田島はさっき三橋と一緒に“学年末気合抜くな”って監督に絞られたばっかだ。そんな気力はねェよ」
「じゃあどーしろっってんだ」
「だからもういいじゃん。23でも24でもそう変わりゃしねェって」
「ケド歳の数だけ食わなきゃなんねーって……」
「所詮は迷信だろ?気にすんなよ」
「でも一年に一度だし……」
「………。なら自分で聞いて来い!」
「歳なんか聞けるか!気にしてたらどーすんだよ!」
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オチなし(笑)節分の小ネタです☆
「西浦っ子はモモカンの誕生日を知らない」という設定です。「女性に年齢を聞くのは失礼」という家庭で育った片方と、「別に聞いたっていいじゃん、一度聞いてんだし」と考えるもう片方。
口調は少し乱暴めにしたので、花井と泉あたりが合う気がします。いかがでしょうか?
健 康 を 祈 っ て
(9組+浜田) 2008/12/21
「そーだ、今日はコレも食おーぜ」
「なんだコレ、カボチャの煮物?おばさんからか?」
「そ、今日食わなきゃダメなんだってさ」
「なんでだ?」
「オ、オレ知って、る!今日、が冬至、だからだよっ」
「冬至だとなんでカボチャなんだ?」
「さ、さぁ……」
「浜田知ってるか?」
「オレもよくは知らねーな。でも冬至の日にカボチャ食って柚子湯に入ると風邪ひかねーって聞いたことある」
「そういや給食でも毎年『冬至だから』つってカボチャ出てたよな。そんな意味があったのか」
「じゃあさハマダ、トウジってなんだ?」
「確か昼が一番短い日だろ、今日の夜が一年で一番なげーんだ」
「へー。さすがハマダ、年の功だな!」
「やっぱ一年でも長く生きてっと知識量が違うな」
「ハ、ハマちゃん、スゴイっ!」
「……。お前らそれで誉めてるつもりかよ。年の功ゆーな!」
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久しぶりの小話は冬至ネタで。今日が冬至だなんてすっかり忘れていました。南瓜も食べてないし柚子湯になんてもちろん入っていません。
9組の3人はもちろんハマちゃんのことを「スゲェなぁ」って思っています。イマイチそれがストレートに伝わらないだけで(笑)お昼休みの風景をお届けしました☆