250字で花言葉



思 い の ま ま (黄金萩)
幸村:現代 2011/11/15


「行かない?ここに残るだと?」
「そ、俺様はここに残る」
 何でもないような雰囲気を装っているが、すぐにわかる。
「お前はまた……」
「何だよ」
 彼が時々、ひどく後ろ向きな瞳をしていることは知っていた。
 同じ家で育ったのに性格がこうも違うのが不思議で仕方なく、最近はなるほどこれが個性というものかと納得している。
 一人をひどく恐れ、故に先回りして自分の方から離れようとするのが佐助の性分。そしてその手を多少強引にでも引くのが己の役目である。
 晴れた日でも嵐の日でも、共に歩めば先も明るいだろうと思うのだ。
「一緒に来い」

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   うっかり昨日の続きになりました。
   幼馴染という設定でしたが、文字数の都合で一緒の家で育ったことになりました(笑)
   なんだかんだで、佐助は救われていると思います。



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