250字で花言葉



あ な た の た め に 生 き る (石化柳)
真田主従:戦国 2012/2/15


 その内面が複雑化していることには気づかないつもりでいる。
「槍ばっか振るって、何が楽しいんだアンタ」
「お前こそ、手裏剣などひたすら研いで何がおもしろいのだ」
 鍛錬の合間に庭先で茶を喫する。
 見るともなしにそれを眺め、傍らで簡単な仕事を片付ける。
 よくありそうで最近はあまりない光景だ。
 主従の契りを交わして以来、変わらない距離を表面的に保っている。
「明日から俺様またいないから、しっかりやんなよ」

 苦心して作ってきたこの空気を壊さないで過ごせたら、それは涙が出るほどひどく幸せだろう。
 他でもない、この主のために。

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   このところ佐助ばっかりなので、また次は幸村を…。



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