250字で花言葉
美 し い 姿 (紫蘭)
佐助:戦国 2012/5/17
「俺に貸せ」
忍働きの支度をしていると、足音荒く主が踏み入ってきた。
「忍屋敷に来るなって言ったよね」
「覚えておらぬ」
手にしていた筆はしかめ面に奪われる。
「引いてくれんの?」
「六文銭の代わりにな」
かつて今よりもっと幼かった主に、六文銭をつけろとねだられたことがある。
忍が所属の証を持つことはできない。一度だけ本気で命令に逆らった。
「お前は俺のものだ。その証は俺がつける」
何の気まぐれかと自然に出た溜め息に、「これから先もずっとだ」と返される。
「好きにしな」
差し出した頬をなぞる感触には、軽く鳥肌が立った。
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佐助の戦化粧は、任務のときだけ希望!
普段はごく普通の格好なんだろなとか考えると、こんな妄想も弾みますよね。