250字で花言葉
美 し い 姿 (紫蘭)
幸村:戦国 2012/5/18 (花言葉は17日)
「俺に貸せ」
案内された部屋で、佐助は筆と薬椀を手にまさに戦化粧を施そうとしていた。
「忍屋敷に来るなって言ったよね」
「覚えておらぬ」
込み上げる何かに任せてその筆を奪う。
「引いてくれんの?」
「六文銭の代わりにな」
猿飛佐助は確かに真田幸村の所有物だと、時折り広く喧伝して回りたい衝動に駆られる。
忍が印をつけることはご法度らしいが、彼の身に一つ残すとしたら。
「お前は俺のものだ。その証は俺がつける」
「好きにしな」
あきらめの溜め息も、佐助の了承には違いない。
頬に添えた手が少し、震えているのが自分でもわかった。
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元々はまったく違う花・花言葉で書いていたのですが、
その花言葉に「美しさ」という単語が入っていたせいで、
昨日佐助で書いた分の幸村Ver.になってしまいました。
ああもう、どうして何がこうなったんだ…。
台詞だけはまったく同じです。