250字で花言葉
親 愛 の 情 (スイバ)
真田主従:戦国 2011/12/1
屋敷の裏山に、忍が夜警に使う小屋がある。
年に数度、忍に守られたこの小屋で狩りの成果を堪能するのがここ何年かの慣わしだ。
「鍋はこの季節にしかできぬからな」
当主の居室は屋敷の最奥に設けられる。仕方のないことだと理解はしても、冬は暖かい膳が恋しいものだ。
「お前もさっさと箸を持て」
佐助はいつでも迷惑そうな顔しかせず、どの季節よりも冬が楽しみな幸村とは対照的に、特に冬の鍋を嫌がった。
「あきらめろ。来年もだ」
同じ鍋から同じ物を食べる。
近しい者にしか許されないはずのこの距離を、幸村はいつでも心待ちにしている。
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一緒に鍋をつつけるのって、距離が近い証拠ではないかと。
佐助は「暖かいものは贅沢」とか「肉いらない」とか思ってるに違いありません(笑)
イメージは猪鍋で。