250字で花言葉



心 が 通 じ る (ススキ)
ユキとケイト 2012/9/12


 ハルが星に帰り、残された空っぽの金魚鉢。
 ユキは仲見世通りの土産物店で、星の砂が入った小瓶をあるだけ買い占めた。ハルが「僕の星の砂に形が似てる」と話していた、星の砂の小瓶。
 買ってきた瓶の中身をすべて金魚鉢に入れると、満たされた鉢の代わりに小瓶は空になってしまった。空という事実に戸惑いながら、ユキは小瓶を全て捨てた。


 しかし翌日、捨てたはずの小瓶は一つ残らず食卓の上にあった。しかも金平糖というおまけ付きで。
「ばあちゃん、どうしたのこれ」
 彼女は愛おしそうに小瓶を手にして微笑んだ。
「これもお星様でしょう」


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   星の砂って実際は砂じゃないんですよね…。でも良いのです。
   “星”ってところが大事なんですよね!



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