250字で花言葉



慎 ま し や か (芍薬)
真田主従:戦国 2012/2/8


 いつも早寝の主が珍しく、夜更かししているのが気になった。
「どうしたのさ」
「目が冴えてしまったのだ」
 手入れしていた刀の仕上がりを確かめた彼は、ひどく満足げな顔をしている。
「油もったいないし、もう寝たら」
「そうだな、そうしよう」
 彼が刃を手にした姿を見ていると、この男に殺されるのならそれこそ本望だと思ってしまうことがある。
 それはこんな瞬間にふと生まれてくる出来心のようなもので、伝える必要もまして義務もない。代わりに今日も、他愛のない言葉を交わす。
「じゃあ、おやすみ」
「お前もゆっくり休め」
「そうするよ」

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   刃を手にして満足そうな幸村が書きたかったみたいです。
   幸村は槍遣いだけど、刀も扱えると考えています。
   武芸は基本的になんでも嗜んでるよ!と。だから手入れも自分でします。



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