250字で花言葉
ま た 会 う 日 を 楽 し み に (彼岸花)
ユキ 2014/9/13
夏樹を見送り、その飛行機が飛び立つ頃を見計らってユキはひとりでシーキャンドルに登る。そして見えるはずもないと知っていて、夏樹を乗せた飛行機がそこら辺を飛んでやしないかと海の向こうに目を凝らす。
夏樹を見送るのはもう何度目になるだろう。雨の日も曇りの日も、雪が降った日も一度だけあった。今日の江の島は、誕生日を迎えたばかりの夏樹を祝うかのようによく晴れている。
どんな天気の日も、ユキが夏樹のために願うのは一つだけ。
どうか夏樹の降り立つアメリカの地も、今日の江の島と同じように雲一つない空でありますように。
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