250字で花言葉



叶 え ら れ た 希 望 (連翹)
ユキ 2013/1/10


 ケイトが入院している間、ユキはいつも電話のそばで眠る。それはユキの変えられない習慣だ。
 ハルも誰もいない家は広過ぎて静か過ぎて、電話のそばでだけかろうじて眠れた。


 ある日、ユキは寝不足の原因を夏樹に見抜かれた。
 怒られるかと身構えたユキに夏樹は何も言わず、そのまま一緒に廊下の片隅で毛布にくるまった。
「夏樹?」
「いいよ、俺もいるから」
「・・・うん」
 ユキはその夜、久しぶりに夢も見ず眠った。
 朝日に照らされ、いつもはない人の寝息で目を覚ます。隣で眠る夏樹の姿とそんな目覚めを、ひどく幸せだと思った。

「おはよう」


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   夏樹が渡米するまでにこんなシーンがあったかも。
   ユキくんのスマホが水没したとき、実はすごく不安だったと思います。
   ケイトさんに何かあったらと、電話が気になって仕方なくて・・・。
   夏樹がいてくれるから大丈夫ってユキが思えるようになってくれればなぁ。



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