250字で花言葉



気 取 ら ぬ 魅 力 (椿)
海咲 2013/2/3


 鬼役の歩がはるか彼方へ逃げたのを見届けて海咲が店に戻ると、カウンターのそばで夏樹とユキがひそひそと肩を寄せていた。
「夏樹、ずっと一緒にいるのになんで知らないんだよ」
「そんなもん知らねえよ。だって海咲ねえは誕生日にもローソクささないのが基本なんだぞ」
「困った・・・」
「まじで困った」
 二人に気づかれぬよう、海咲はそっとその場を離れた。夏樹とユキが何粒の豆を差し出してくるのか、純粋に興味があったからだ。

 おずおずと差し出された豆を海咲は丁寧に数え、そして叫んだ。
「あんたたち、さすがにこれはないでしょー!」


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   女性の年齢はわかりにくいですよね。特に男の子には。



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