250字で花言葉
移 り ゆ く (吾亦紅)
アキラ&ジョージ 2013/8/23
橋を渡り終え、アキラは島を振り返った。
小さな島とそこに住む人々へ向け、最後に一度だけ手を挙げる。
サングラスの向こうにその本心を隠した上司が、「戻りたいか」と問うた。アキラは迷うことなく即座に、「まさか」と答える。
淡く島と海を照らす灯台のすぐ脇で暮らした数ヶ月を、懐かしんだり焦がれたりはしないだろう。あそこはアキラが住むには明るすぎる。それにアキラはまだこれから先もこの背中を追い、その支えにならなくてはいけない。
「夢を見たんですよ、短い夢です」
「そうか。……良かったな」
「ええ、とても良い夢でした」
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Dark Side DUCK って企画がとてもおもしろそうで、アキラあまり書いたことないし、
せっかくなのでそんなDUCKとアキラを書いてみようとしたのですが、まとまらなくて。
抜粋しました(笑)
暗闇にずっといて、太陽の光がまぶしいモグラはまた土の中に戻るのです…。