250字で花言葉
自 由 な 心 (月見草)
真田主従:戦国 2011/6/21
「帰ったか」
「首尾は上々。問題はないよ」
膝をついた影が障子の外から声を返す。
佐助が装束の乱れを理由に姿を見せないのはよくあることだったが、今夜は錆びた鉄の臭いが鼻腔をくすぐる。
「血の臭いだな。どこで為合った」
「国境いでね。でも俺様の血じゃないし、問題はないって言ったろ。この程度で動じないでよ」
「……わかった。詳しくは明日で良い」
今夜は休めと声をかけると影はそのまま消えた。
当主となって以来、配下の忍を気にかけることすらできなくなった。
己の心のみが唯一残された自由のように思える。
「わからずやめ……」
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佐助は幸村に忍の扱いをちゃんと知って欲しいだけ。
だから先回りして先回りして、幸村に釘をさしてる。
幸村だってその辺は承知の上なので、関係ない!ってそのうち爆発します(笑)