250字で花言葉
清 ら か な 美 し さ(梅)
真田主従:戦国 2011/10/24
下働きの娘が一人、嫁ぐことが決まった。
すでに家のない娘だったこともあり、花嫁行列の出立を真田屋敷からにしたいとの女中頭の望みを、幸村は快く許した。
「今日だったか」
華やかな行列が門をくぐるのを心穏やかに見送る。
「もしかして、ああいうのがうらやましいとか?」
「そうかもしれぬ」
人はそれぞれの人生を生きるように生きている。それ以外の道など知らないままに生きる。
「だが俺はここが良い。どこへ行く気もないぞ」
「心配しなさんな、誰も疑ってないよ」
「そうか」
秋晴れの空の下、娘は静かに旅立っていった。
「幸せになれ」
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あ、この娘は別に幸村のお妾さんとかではありませんよ!(笑)
戦で家を焼かれたという設定です。
民の安寧を願う幸村でした。