250字で花言葉



お ろ か し さ (石榴)
夏樹とアキラ 2012/8/7


「子どもだな」

 アキラに非難の気配はなかったので、素直に頷いた。そうだ、俺は子どもだ。
 するとまた新たな疑問が浮かんでくる。
 なぜ未熟な子どもに将来を決めるように促し、判断をゆだねるのか。なぜ実力もないのに望むことを許すのか。続けていれば必ず結果が伴うとでも大人は言いたいのだろうか。
「ほんの数年先に生まれただけだろ」
 そのすべてが分からないのは、きっと俺が子どもだからだ、と歩きながら夏樹は思った。
 余裕綽々の顔を見上げれば「俺を敬え」と言葉が降ってくる。
 今は同級生だけどな。小さく付け加えてアキラは笑った。

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   バスプロを目指したい気持ちはあるけど、尻込みする気持ちは絶対あるよなぁ。
   普段はきっとお兄ちゃんぶってるけど、アキラの前では歳相応の夏樹。



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